フォルテピアノ奏者 丹野めぐみ BLOG。東京芸術大学音楽学部楽理科卒業後、オランダ初めヨーロッパ各地にて研鑽を積み、同地にて活躍。現在オランダでもっとも権威ある「De Nederlandse Opera」のメンバーとして参加、また「Amsterdam Barok Opera」にて活動の場を広げるとともに、ヨーロッパを中心に、室内楽とドイツリートの分野で精力的な活動を行なっている。

変化を受け入れて

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 今日も昨日に引き続き、梅岡さんの楽器(10月10日の公演で用いるピアノ)で練習して参りました。快く楽器を貸して下さる梅岡さん!ありがとうございます!数ヶ月前に弾いたときと、音の感触が全然違って反応が早くなったような気がします。特に高音域の響き方が前よりもストレートになったなと。私の心配事は唯一、アントニオ氏(イタリア人ピアニスト)が連弾で低音域を担当した場合、彼に呑み込まれ過ぎないようにちゃんとメロディーに存在感を持たせられるか否かでした。でも今日の感じだと、私のタッチの微妙な加減で「これはいける!」と直感しました!梅岡さんいわく、リンダ・ニコルソン先生がお弾きになった後、がらっと音色が変わったそうです!本当にフォルテピアノってセンシティヴな分、短期間で良い反応を吸収して変わってゆく、つくづく面白い楽器です!
 ちなみに梅岡さんのフォルテピアノは、アメリカ人のポール・マクノリティー氏によって作られた楽器です。彼の楽器はかなり人気があって、内田光子さんや我が師匠スタンリー先生も愛用なさっています。
 練習のあとは、美容院「クロード・モネ」でお直しをしていただきました。スタッフさんの温かい応対に、リラックス!本当にいつもありがとうございます!
 そして!私の写真をいつも撮ってくださる写真家の田中さんにひさびさにお会いすることができました!銀座の「オブロン」http://www.houblon.co.jp で、おいしいベルギービールを堪能して参りました!東京に居ながらヨーロッパの雰囲気を手軽なお値段で味わえて、本当にお勧めです!食後の「クリームブリュレ」、感動的でした!彼女といろいろなことを話したけど、信頼し合える仲間というのは本当に貴重で、明日を生きる糧になります!お互い、人生の中でちょっとスペシャルな期間にいるのだけど、もうすぐ光が見えるような位置にいて、それでもまだちょっともがいたりして。。今は大切に温める時期なのね、ということを教えてもらって、感謝しています。そして、「SUICA」の買い方!も教えてくれて、私は今日初めてお財布を開くことなく、電車に乗れたのでした。。恥ずかしい。。

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