今日はご縁があって、普段は絶対足を踏み入れることのない領域―「経済」について、非常に刺激的な経験をさせていただきました。
場所は東京會舘。竹中平蔵先生と、モルガン・スタンレーのフェルドマン先生の議論を2時間にわたり聞いて参りました。タイトルは『新しい国際政治・経済秩序における日本の針路』。
500人の方々のなかで女性が10人ほどの、そして私のような音楽家がぽつんとひとり、そして赤いジャケットなんか着ていくものだから(オランダにまじめな服はおいてきてしまった。。)なんだか気恥ずかしいのと、場になじめないのとで、いつになく真剣に聞いてまいりました。
すこし自分の頭のなかでまとめないといけないので、今日は特に気になった3点についてポイントアウトしたいと思います。
1 アメリカ人と日本人の報酬に対する見解の違い (国民性の反映)
2 グローバリゼーション化に従い、より高いクオリティーを追求する必然性 (今までと同じ挑戦の仕方は通 用しないということ)
3 「リーバイス」の創業理念を例に―着眼点をさらに展開させるための創造力を養うということ
共通して言えるのは、「どうやったら希望をもてる社会を、未来をつくれるのか」というお話だったとおもうのですが、これが結構音楽と通じることがあって、私の中ではかなりピピピっといろいろなものがつながったのですが、今日は遅くなってしまったのでまた明日。「経済学」というのは、統計とか情報とかいろいろなものを読みととったあとは、非常にクリエイティブな学問だということがわかって、なんだかいまもウキウキしています。しかし世の中はおもしろい!
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