フォルテピアノ奏者 丹野めぐみ BLOG。東京芸術大学音楽学部楽理科卒業後、オランダ初めヨーロッパ各地にて研鑽を積み、同地にて活躍。現在オランダでもっとも権威ある「De Nederlandse Opera」のメンバーとして参加、また「Amsterdam Barok Opera」にて活動の場を広げるとともに、ヨーロッパを中心に、室内楽とドイツリートの分野で精力的な活動を行なっている。

自分のルーツ

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  ハンスさんとめぐ_R.jpg光子さんと2_R.jpg文化堂_R.jpg 

 だいぶ冷え込んで参りました!皆様はいかがお過ごしですか?今日は自宅でゆっくりと冬ごもり。お世話になった人たちへ感謝の気持ちをこめてクリスマス・カードを書いて過ごしました。
 昨日は盛りだくさんでした。写真家のYさんに誘われて、「ベルギー・ビールの勉強会」なるものに行って参りました!12種類のおいしーいビールを昼間っから味わい、(あまりにもおいしいので大抵一気呑み。)ハンス・ルーベンスさんという小西酒造の方のお話があまりにも上手く、(日本語完璧!脱帽!)やはりものごとにはどうすると一番おいしくいただけるかという、徹底したビールの注ぎ方、料理との相性などがあり、本当に勉強になりました!ちなみに私が特においしい!とおもったのは「マレッツ・ブラウン」と「オルヴァル」でした。
 そのあとは、たまたま先月12年ぶりにとあるコンサートでお会いした、CD レコードやさん「文化堂」の光子さんを訪れてみました!何かのご縁で、やっと昨日「文化堂」という味のある、すばらしいお店にたどり着き、しかも光子さんとの温かい時間は、なんともいえない不思議な感覚をYさんと私にもたらしました。「スタンリー・ホッホランド氏はすごい素敵なピアノを弾くのね~」とCDを出してきてくださって、「オランダでの師匠だったんですよ!」「ええ??」から始まり、12年間の話はお互いにとまらず、最後は女性3人でいっしょにおいしい鴨そばもいただいちゃって、心も体もあたたまる素敵な時間をいただきました。
 「自分のルーツ」と題したのは、ベルギーという国が、私にとっては最初のヨーロッパの国で、2000年に腹を据えて思いっきり飛び込んで(ピアノを辞めるかどうしようかと悩んでいたので)、そしてそこでバルト先生という人に会えて、この道に進むことになったりしたからなのですけど、光子さんとの再会も、音楽をこよなく愛し、そしていろいろなことに興味をもたれて日々努力しておられる姿、謙虚なお姿をみて、こういうふうに生きていくということが、なんだかとても大切に思えたので、このタイトルにしました。いい出会いに本当に感謝です!

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