人間の悲しみを受け入れる心の面積は限られているけど、音楽に触れる喜び、そこから湧き出る生への憧憬はきっとちょっとだけそれを上回っている。。。そう思いたいし、きっとずっとそう信じていく。。
そんなことを思いながら、今日たまたま出会ったショスタコーヴィッチの音楽「ジャズ組曲」は素晴らしい。とっても素敵な夢に溢れた音楽。それが、ちゃんと、生まれたときから生は死へとむかっていて、出会ったときから別れが始まっているというものの上に成り立っているのがいい。ただ明るいとか楽しいだけじゃなく、ちゃんと底の部分を持っている音楽は、たとえそれが一瞬のことであっても、心をもう一度潤してくれる。人間のもつイマジネーションの世界は途方もなく深い。。。深い。。
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