今日は丸の内を終日盛り上げている「ラ・フォル・ジュルネ」に行って参りました。いやいや、スペインのバルセロナでむかーしに野外音楽祭に出た時の感じと雰囲気が似ていて、曲が始まるまではなんとなく騒がしいのだけど、始まっちゃうと皆それぞれの想いで耳をすますというか、その集中がこっちにまで伝わってきていい波動を生むというか。。とにかくこういう機会がもっと日本で増えていくといいのになと思いました。
そして今日の演奏、松本あすかさんと多喜靖美先生のピアノ、そしてクラリネットの川上一道さん。松本あすかさんの繊細な音が、多喜先生の温かい音に導かれて始まった一曲目。そして松本あすかさんのソロで特に好きだった「イタリア協奏曲」の第三楽章をアレンジしたもの。クラシック、そしてジャズ両方に精通している人のみに許されるグルーヴを聴けて、そういうアプローチで来られると身体も勝手に反応し、ひとりノリノリで聴きいってました。また川上一道さんの温かい音が、有名なアリアの、自分の好きなポイントで、自分がイメージしている通りの音を表現してくださったので、そこからは別世界に入ってました。また最後のピアニカ演奏も、ただかっこいいだけでなく、ちゃんとした世界を3人全員で構築していたから、聴いている私たちは妙に納得して、短い30分だったけど、とても濃く、忘れがたい時間を過ごせたと思います!!
ブラヴァ!
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