フォルテピアノ奏者 丹野めぐみ BLOG。東京芸術大学音楽学部楽理科卒業後、オランダ初めヨーロッパ各地にて研鑽を積み、同地にて活躍。現在オランダでもっとも権威ある「De Nederlandse Opera」のメンバーとして参加、また「Amsterdam Barok Opera」にて活動の場を広げるとともに、ヨーロッパを中心に、室内楽とドイツリートの分野で精力的な活動を行なっている。

演奏会前のティータイム(5)ベートーヴェンの師匠とクレメンティ

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 暑い日が続きますが、テンポ・ルバート公演も明日に迫り、最後のラストスパートでがんばっております!

 今日はまず、ベートーヴェンの師匠であったアルブレツベルガーについて!

 ベートーヴェンが1792年にウィーンへ着いたとき、当初師事する予定であったハイドンはすでに多忙を極め、ロンドンの輝かしい社交界で活躍していました。なので、当然ハイドンは本腰をいれてベートーヴェンの作曲をみることは難しく、1794年、アルブレヒツベルガーの門をたたくことになったのです。週三回に及ぶ徹底したレッスンにより、ベートーヴェンは音楽の都ウイーンで頭角をあらわしていったのでした。彼の教えは音楽のみならず「忍耐、勤勉、誠意が成功の鍵」だと、若いベートーヴェンを励ましていたようです。今回は彼の4手のためのプレリュードとフーガを演奏します!

 最後にクレメンティについて! 
 近代ピアノ奏法に最も影響を与えたクレメンティは、すぐれたピアノ奏法を残し、また「ピアノ音楽の父」として100以上のピアノ・ソナタを作曲しました。ベートーヴェンは、ピアノ曲に関してはクレメンティをかなり尊敬していたようです。ピアノ連弾用のソナタは7曲あり、音階、トレモロ、トリルなどのピアニスティックな技巧をうまく組み立てて、時に大胆に、時にカンタービレな作風で、イタリアらしさ満載の楽曲になっています!今回はハ長調の作品を弾きます!

 明日、また楽しい一時を皆様と過ごせるよう、今日もまたがんばります!

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