長い間の静寂、大変失礼いたしました。半年という間に掛け替えのない人たちとの出会いと別れがあり、また自分の内面を鑑みるためにも必要な時を経て、少しずつ進んでいます。
今日はアスリートの魂というドキュメントを観て、スポーツや音楽という、きてくださる方を楽しませる職業は、こういう時こそ希望の光にならなければいけないと痛感しました。なぜ自分たちが今生き残っているのだろうというセンシティブな問いに、スポーツも音楽もどこまでも真摯に、生かされていることに感謝しながら立ち向かっていかなければならないと思います。
私が音楽家としてできること、それは歴史の上になりたっているクラシック音楽を生命力をもって奏でていくこと。そこに作曲者の気持ちや時代の想いをできるだけ汲んで、その音楽がこれからもずっと人間の傍に強く存在し、聴くひとの気持ちに寄り添うようなものであること。ココロのなかにちゃんととどまって、未来にも力強く立ち向かっていけるような音によるメッセージを発信していけたらと思います。日本では秋冬あたりから自分なりにまとめてきたものを発表できるよう、今着実に構想しております!
しばらくはオランダ、イギリス、アメリカが続きます。音楽とともにある人生に感謝しながら、自分なりにこれからもジタバタしながらやっていきますので、末長く温かくご支援頂ければ幸いです。
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