フォルテピアノ奏者 丹野めぐみ BLOG。東京芸術大学音楽学部楽理科卒業後、オランダ初めヨーロッパ各地にて研鑽を積み、同地にて活躍。現在オランダでもっとも権威ある「De Nederlandse Opera」のメンバーとして参加、また「Amsterdam Barok Opera」にて活動の場を広げるとともに、ヨーロッパを中心に、室内楽とドイツリートの分野で精力的な活動を行なっている。

嵐のような日々から一転

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ボルボさんのお店へ!大変お世話になりました!!!!!

 

 

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コンサート終了直後!楽器の調整・運搬をしてくださった、至さん、朝さん、本当にありがとうございました!

 

 

 

 

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 ユトレヒト音楽祭フリンジにて

 またまたご無沙汰してしまっている日々です。あまりにもたくさんのことがあり、楽しいのやら疲れたのやらはあんまり感じずにただひたすら一瞬に生きた日々でした。今はおかげさまで遅めの夏休み。といっても、連日今後のプラン、そして10月26日の近江楽堂での演奏会に向けて、曲目をピックアップしたりと、まあ気持ちは先へと向いてます。今日も来年度に向けておしゃれなカフェでゆったりとした気分でコンサートとはまた違った演奏会をしたいなという願いがかなって自由が丘へ下見にいってきましたが、とても素敵な空間でした。本格派シュークリーム!絶品です! 

 怒涛な日々を振り返ると、まずはユトレヒト音楽祭!今年で八回目のコンサートでした。町全体が音楽祭になって、夜中まで熱く古楽が聴けるなんて!本当はじっくり浸っていたかったのだけど、今回は自分の演奏が終わって次の日、すぐ東京へ戻りました。たくさんの友人や師匠に囲まれて、忘れがたい演奏会になりました。また弾いたピアノも、フェリックス・グロス(オリジナル)という1840年あたりのピアノで、メンデルスゾーンの姉が絶賛したというもの。弾き心地もよく、特に、メンデルスゾーン、クララ・シューマンの作品はとてもよく響いたし、熱情の第二楽章もなんだか自分じゃないみたいな、遠くの何かに共鳴したような気分で演奏することができました。

 そのあとは、同僚アントニオ氏を迎えるため、そしてオランダからのスポンサーをお迎えするため、奔走いたしました。自分の練習もさることながら、なにかと追われていましたが、無事アントニオ氏も来日し、いろいろなことを語り合いつつ、あっという間だったけどとても有意義な時間でした。なかなか一緒に合わせられない時間が続いたけれど、お互いの人生を生きる過程で、きっと何か成長したというか、わかりあえる幅が広がったのかな。すごく短いリハーサルでしたが、とても濃く、結果もよかったのではないかと思います。

 今回はボルボ5スターズ・ディーラーの皆様に助けていただき、盛大な演奏会になりました!重ねて御礼申しあげます。演奏会の次の日もお店にお邪魔し、次へ向けてのアドバイスもいただきながら、音楽家としてどういうふうに社会に還元、貢献できるのかを考えるいい刺激となりました!

  本当に本当にたくさんの方たちの支えがあって、またひとつ実現できました!そしてご来場いただき温かい拍手を送ってくださった皆様へも、この場を借りてお礼申し上げます!そしてまた10月26日、イングリッシュ・プログラムで、自分としてはスクエアピアノだけで演奏会するのは初ですが、頑張ります!

 

 

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