フォルテピアノ奏者 丹野めぐみ BLOG。東京芸術大学音楽学部楽理科卒業後、オランダ初めヨーロッパ各地にて研鑽を積み、同地にて活躍。現在オランダでもっとも権威ある「De Nederlandse Opera」のメンバーとして参加、また「Amsterdam Barok Opera」にて活動の場を広げるとともに、ヨーロッパを中心に、室内楽とドイツリートの分野で精力的な活動を行なっている。

春の訪れ

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 随分とご無沙汰してしまいました。あっという間にもう三月!2月中は2週間ほどまたヨーロッパへ滞在し、心の洗濯をしてまいりました。三浦さんとご一緒させていただいた「冬の旅」の風景が、まだまだ厳しい冬の最中だったので、自分の前に凛と姿を現しました。心はなぜかホッとするというか、ホッコリするというか、久々に寛いだ感じがします。そして家の中に入ると暖房の温かさなのか、人のぬくもりなのか、たくさんの方の笑顔に囲まれて、幸せな時を過ごすことができました。

 今週末、自由が丘クレチュール第二回目!ハイドンの「十字架上の最後の七つの言葉」弾きます。前回同様、ジョン・ブロードウッドのオリジナルですが、年代が少し上の1814年の楽器です。1790年代にハイドンがイギリスへ滞在した際に触っていたであろう楽器のスクエア形。ピアノという夢のハコが、ちょっとづつちょっとづつ進歩しているんだなとわかるような、イキテイル楽器です。なので、ぜひ生音をお楽しみください!残席はあとわずか、ですので、ご興味のある方はお早めにクレチュールさんにお電話いただけますよう、よろしくお願いします!

 あとは、4月!これは、もう、大変です!4月11日近江楽堂(新宿、東京オペラシティ3F) それから緊急企画で、4月13日土曜企画中、それから14日は銀座パイオニアでの公演が決まっています。詳細わかり次第順々にアップして参りますので、こうご期待!オランダよりアントニオ氏、それから前回同様三浦英治さんが歌で、「シューベルティアーデ」です!オールシューベルトプログラム!お楽しみくださいね!

 

 

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