フォルテピアノ奏者 丹野めぐみ BLOG。東京芸術大学音楽学部楽理科卒業後、オランダ初めヨーロッパ各地にて研鑽を積み、同地にて活躍。現在オランダでもっとも権威ある「De Nederlandse Opera」のメンバーとして参加、また「Amsterdam Barok Opera」にて活動の場を広げるとともに、ヨーロッパを中心に、室内楽とドイツリートの分野で精力的な活動を行なっている。

5/13 渋谷松濤でのコンサート

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 5/13松濤でのコンサートについて 

 東京ピアノラボを立ち上げてはや一年!そしてひょんなことからスイスでの暮らしも始まり、山々に囲まれながらのピアノ練習は、毎日合宿のような気分になります^_^ 

 以下が日本でのコンサートです。また足をお運び頂ければ嬉しいです^_^

 
 煌めく音符たち 
第1章〜堀江はるよxベートーヴェンの世界〜
ホセッチュ・オブレゴン(チェロ)x丹野めぐみ(ピアノ)xミヒャエル・ツアルカ(ピアノ)
 
 
東京ピアノラボが発信する新企画

 

国内外の優れた演奏家が集い、作曲家の魂を伝える音符たちの息遣いを、心をこめて読み解きます。忘れ去られたクラシック音楽の神髄を、今一度「サロン」という親密な空間で語りあう時、日本の音楽界に新たな扉が開かれます。


 
開演:昼の部15時/夜の部19時
会場:タカギクラヴィア松濤サロン (渋谷区松濤1-26-4)
チケット料金:4,000円(当時4,500円)
使用楽器:タカギクラヴィア所蔵NYスタインウェイ「ローズウッド」(1887年製作)
 
 
かのホロヴィッツをも魅了した幻の一品―1887年製NYスタインウェイの豊かな響きは古楽器の流れを汲む繊細かつ多彩な音色を持ち、ロマンティシズムとクラシック音楽黄金時代の余韻を後世に伝える名器である。クララ・シューマンが生きた時代に登場した現代のコンサートグランドピアノの原点が今鮮やかに甦る。
 
演奏曲目:
堀江はるよ(1944-)
-「日記のような小曲集」(2013) ピアノソロ
-「古典舞曲へのあこがれ」(1990)ピアノ連弾
 
ベートーヴェン(1770-1827)
-チェロ・ソナタ 作品69 イ長調 (1807/08)
-モーツァルトのオペラ「魔笛」より「恋を知る男たちは」の主題によるチェロとピアノのための7つの変奏曲 WoO 46 (1801)
 
フェルディナンド・リース(1784-1838)
-イントロダクションとロンド「ジプシー風」作品184
 
 
チケット取り扱い:アコールヴィブレ株式会社 電話:03-6909-0401
 
 
 
ホセッチュ・オブレゴン(チェロ)
スペイン人の若手チェリスト、ホセッチュ・オブレゴンはヨーロッパ全域、アメリカ、メキシコ、コロンビア、中国等における主要なコンサートホールにおいて頻繁に演奏を行っている。(カーネギーホール、東京オペラシティ、ヴィグモアホール等) またヨーロッパの主要なアンサンブルやオーケストラ(コンセルトヘボウ・オーケストラやプルーアル率いる古楽団体「ラルペッジャータ」等) 
スペイン・ビルバオに生まれ、スペインとオランダで研鑽を積む。デン・ハーグ王立音楽院ではアンナ・ビルスマに師事。現在「ラ・リティラータ」主宰、そしてCDレーベル「グロッサ」のアーティストとして活躍。最新のCD「The Cello in Spain」は18世紀のチェロ音楽を集めた注目作である。
 
 
丹野めぐみ(ピアノ)
東京ピアノラボ主宰。オランダ・スイス・東京を拠点とし、国際的にフォルテピアノ奏者、ピアニストとしてソロ・室内楽の分野で幅広く活動している。2015年シーズンは、5月ツアルカ博士と香港技科大学に招聘、また香港のクラシックラジオ局にて堀江はるよ氏のピアノ作品を録音、そしてフィンランドの古楽フェスティバルに招聘される。9月にはイタリア・マニャーノにてクラヴィコード・シンポジウムにて演奏、10月にはオランダ・アムステルダムにてフォルテピアノ・フェスティバルにて講師として招かれる傍ら、ツアルカ博士と堀江氏の連弾作品を初演する。またヨーロッパピアノ講師協会カンファレンス(オランダ)にてツアルカ博士と堀江氏の連弾作品を発表する。また日本では8/8汐留ベヒシュタインサロンにて1830年代のウイーンのピアノ「ローゼンベルガー」を用いてメゾソプラノ増田弥生氏とシューベルトを演奏、10/30奈良・秋篠音楽堂にてツアルカ博士と当時のピアノにてオールショパンプログラムに挑む。デン・ハーグ王立音楽院修士課程卒業後、数々のフォルテピアノコンクールにて、ソロ・室内楽の分野で受賞を重ねる。2011年よりフランスにてサリー・サージェント氏に音楽美学、歴史的ピアノ奏法を師事。
 
ミヒャエル・ツアルカ(ピアノ)

国際的に活躍中のミヒャエル・ツァルカはローマ、ベイルート、ボン、パリ、ジェノア、カラブリア、サルディーニャ、テルアビブ、シカゴ、ミネアポリス、ベルリン、メキシコシティー、クオピオ、フィラデルフィアにて数々の受賞歴を誇る。テンプル大学にて博士号取得後、2014年までストックホルムのリラ音楽院教授として活躍した。バロック音楽から現代音楽まで幅広く手がけ、モダンピアノ、チェンバロ、フォルテピアノ、クラヴィコード、スクエア・ピアノ、室内オルガンを専門とする。またボストン古楽音楽祭、北京紫禁城ホール、サンクトペテルブルグのエルミタージュ美術館、ニューヨークのメトロポリタン美術館でのリサイタルは好評を博す。クラヴィコードにてバッハ「ゴールドベルグ変奏曲」を演奏するなど独創的ななCD制作を続けており、ナクソスやパラディーノ・レーベルCDも国際的に高い評価を得ている。また後進の指導にも熱心で、世界中の音楽学校にて50回以上のマスタークラスを歴任。また彼の4つの学術論文もイタリアの「クラヴィコルディオ」やアメリカの「古楽ジャーナル」に掲載されている。

www.michaeltsalka.com

 
 
 
 
 
 
 

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