http://www.h2.dion.ne.jp/~comodo/sub-tanno-5-13.html
ぜひご覧ください ⇧
昨日に引き続き、5/13のコンサートのことです^_^
初めて堀江さんの「日記のような小曲集」を弾いた時、ベートーヴェンのバガテルをすぐ連想しました。特に作品126の第3曲と、堀江さんの「ページ4」は、まったく違う音使いでありながら、深いところですごくつながっているような気がして、堀江さんの曲にじっくり向き合っていたら、ベートーヴェンの呼吸がなんだかとても恋しくなったのです。それで、記念すべき東京ピアノラボの第1章として、この二人の作曲家のまるごとをじっくり味わってみようと決めました。
堀江さんとは、私が野口体操に通い出した2012年ころに出会いました。体操を通じてのコミュニケーションはとても面白く、堀江さんの動き「そのもの」が音になってる!とおもった瞬間がありました。その気づきのあとは、堀江さんの話し方、歩き方、など、まるごとの堀江さんを観察!?して、堀江さんの楽曲と丁寧に向き合うと、毎日宝箱を開けるような、音楽の本当の愉しさに自ずと導かれていくような感覚でした。
このコンサートでは二人の作曲家の対比という表面的なことではなくて、「作曲家」という一人の人間が真摯に向き合ってきた音符、そして脈々と受け継がれてきた躍動感溢れる瑞々しい魂が「煌めく音符」となっていく過程をお客様と演奏者がサロンという親密な空気の中で味わうことできたら!
人生の中で忘れがたい瞬間に立ち会える喜びを皆さまとシェアしたいと心より願っております!
スイスより 4/14
Comment