フォルテピアノ奏者 丹野めぐみ BLOG。東京芸術大学音楽学部楽理科卒業後、オランダ初めヨーロッパ各地にて研鑽を積み、同地にて活躍。現在オランダでもっとも権威ある「De Nederlandse Opera」のメンバーとして参加、また「Amsterdam Barok Opera」にて活動の場を広げるとともに、ヨーロッパを中心に、室内楽とドイツリートの分野で精力的な活動を行なっている。

No Pain, No Gain

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 今日はなんだかだるくって、それでも練習し、歯医者さんもいき、案の定歯茎も調子悪く、涙です。

 お昼寝を久々にしたらすぐ快調!練習も二度いきました。モーツアルトとシューベルトの一楽章ずつが、やっと視界にクリアに見えてきました。まだまだですが、大きな砦を超えたような気がしています。

 上海では、レクチャーコンサートも一コマいただいたので、バッハのマタイやヨハネを例題に、アフェクテンレーレについて簡単に説明してみたいと思います。

 そこで気づいたのは、やっぱり作曲家の音楽を一音一音自分の身体で感じるということです。

 一音一音くみ取るから、そこにラインができる。息の流れとも言えますね。

 その時空を自分の体で生きること。

 それができると、楽しくなっちゃいます!

 文章なんかもそうですよね。

 その人の身体とか息遣いが見える文が好きです!

 シュシャオメイさんの本を読みながら、出発に備えたいと思います!

 タイトルは、今日読んだ石角完爾さんの本からいただきました!

 何かを得るには何かを犠牲にしないと得られない。

 今は身体が少し押されてますが、気力は充実しています。でも無理のないように休みつつやってまいります。

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