フォルテピアノ奏者 丹野めぐみ BLOG。東京芸術大学音楽学部楽理科卒業後、オランダ初めヨーロッパ各地にて研鑽を積み、同地にて活躍。現在オランダでもっとも権威ある「De Nederlandse Opera」のメンバーとして参加、また「Amsterdam Barok Opera」にて活動の場を広げるとともに、ヨーロッパを中心に、室内楽とドイツリートの分野で精力的な活動を行なっている。

美しい所作を求めて

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 今日は朝から、蒸し暑い!

 蒸し暑さのせいかわからないのですが、起きたら、右足がおかしい。動きがにぶく、重い。ペダルで力んだのか?それとも長時間のフライトで、揺れるたんびにテトリスに集中し、乱気流の中を無理やり、やり過ごしたから?

 とりあえず朝練を終えて、横浜へ。もう数年いってて、一人勉強が続く、中医学の道。Aji気功整体スクールの補講へ。

 今日は先生のお姉さまに登場していただき、実践。これがまた、まったく覚えていない。三か月前の記憶はあいまいで、手つきもおぼつかない!でも先生とたわいもない話をして脳がゆるんでくると、手がひとりでに動いてゆく。

 授業後、いつものように、音楽のお話しへ。

 人間のそもそも持っている可動域のお話し。

 人間工学を駆使した、ラリーやサーキットの車のシートの話。

 私は最近、少し無理をしていたかも、いや無茶してたかもと素直に納得。

 無理をすると当然故障する。

 おかしいと思った動きを減らすか、やめるしかない。

 一番自分の身体にとって動きやすい位置を探っていく。

 最低限で最高のパフォーマンスにつながる省エネな動きってなんだろう。

 負荷がかかっている動きは無駄でしかない。

 ピアノを弾く美しい所作の探求はまだまだまだまだ続きます。

 今日はそんなわけで書斎?(いえいえただの本棚)に積んだままの本二冊、

 ピアニストの筋肉と奏法 マリナ・フェレイラ著

 ピアノ演奏の基礎 チェルニー著

 を枕元に置いて寝よう。

 明日また、希望が持てる練習をできることが、私にとっては最高の幸せなんです.

 

 

 

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