皆様、いかがお過ごしですか?最近は日常生活は忙しいのですが、心の平穏はまあ確保できていて、それはやはりおもしろい本3冊のお蔭かなと思っております。詳しい解説はまた後日にして、とりあえず題名だけ
1 「ほんとうの心の力」 中村天風先生 (PHP研究所)―この本は何か心がおかしくなってくると必ず手に取る本です。最近私の友人Y子さんもはまっていて、やっぱりまた全部読み直して、気に入ったところを覚えるようにしています。
2 「禅、「あたま」の整理」 藤原東演先生 (知的生きかた文庫)―「禅」のことを詳しく、その言葉や句の起源にまで遡って、それを先生ご自身の体験と結び合わせてわかりやすく解説してあるので、とても日常生活に役立ちます。
3 「千年の祈り A Thousand Years of Good Prayers」 イーユン・リー (新潮クレスト・ブックス)― いやーこの本は、はじめて吉本ばなな先生の本を読んだときと同じくらいの衝撃的な、斬新かつ、あまりにも人間の心の、奥底にうごめいているものをよく捉えていて、すごい!お話は信じられないくらい非現実なので、話の展開に驚くことばかりなんだけど読んだ後のなんとも言えない、人間の現実的な感覚をものすごく研ぎ澄ましてくれるような読み応えがあって、今年読んだ中でも、花マルでございます。
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