フォルテピアノ奏者 丹野めぐみ BLOG。東京芸術大学音楽学部楽理科卒業後、オランダ初めヨーロッパ各地にて研鑽を積み、同地にて活躍。現在オランダでもっとも権威ある「De Nederlandse Opera」のメンバーとして参加、また「Amsterdam Barok Opera」にて活動の場を広げるとともに、ヨーロッパを中心に、室内楽とドイツリートの分野で精力的な活動を行なっている。

in Japan:recent entries

 8月19日、第三回目の薫りのコンサートが終わりました。とてもいい気分で、思う存分、いまできることはすべて出し切りました。ご来場いただいた方々の熱い視線、ピアノに注がれるまなざし、針葉樹の薫りとともにタイムスリップできた瞬間は、とっても居心地よく、もっと弾いていたかったです!

 次回のコンサート、大田区(最寄駅 京急線雑色ぞうしき駅)にて、17時より、@空音舎さんで、ジャズの名曲とゴールドベルグを弾きます!(チケット価格、3,500円) e mail: soraotosha@gmail.com

 残り11席となっておりまして、お早目のご連絡をお待ち申し上げます!

 10月14日は、大田文化の森ホールにて、第四回目のソロコンサートをさせていただきます!

 シューベルトD959 を、ショパンの愛した名器で弾きます。

 こちらも合わせてお楽しみくださいませ!

 

https://www.youtube.com/watch?v=e9fsD3inDVA 

 

 昨日ですが、8月19日コンサートPR用に、録音しましたので、少しばかりですがお聴きください!

 明日に迫っております。まだ若干名の余裕がございます。

 アロマと音楽に浸ってスッキリされたい方、ぜひいらしてください!

 ご予約は以下までよろしくお願いします!

 info@megumitanno.net

 

 薫りのコンサート 

第4回 フォルテピアノフェスティバル
~ウィーンの名工、1830年代のローゼンベルガー弾く!聴く!楽しむ!~

2016年8月19日 (金)  開場19:30 開演 20:00
(終演 21:15予定)

薫りのコンサート vol. 3 晩夏のウィーンに漂う薫り
丹野めぐみ フォルテピアノリサイタル

曲目
モーツァルト 「ピアノソナタ イ短調 」KV310 (1778)
シューベルト 「ピアノソナタイ長調」D 959 (1828)

主催:東京ピアノラボ
共催: ユーロピアノ株式会社
特別協力: フローラム (アロマオイル提供)
後援: 一般社団法人クラシックを聴こう協会、日本モーツァルト愛好会、国際フランツ・シューベルト協会

入場料: 前売り・ご予約 4,000円
(当日券: 5,000円)

お問い合わせ お申し込み
info@megumitanno.net
050-5532-1150 (インターネット回線)

 

上海旅情 

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 7月26より一週間ほど上海におりました。

 ミヒャエルさんとのメキシコの重鎮ユリアさんとのマスタークラス、個人レッスン、調性論のレクチャー、オールバッハプログラムでのソロコンサート、お茶室での合同コンサート、生徒さんたちの終了コンサート、などの間に地下鉄で上海を駆け巡り、とてもいい時間を過ごすことができました。

 日本にはたっくさんの素晴らしい西洋音楽に関する書物が訳されているわけですが、中国ではたぶんほとんど訳されていない雰囲気だったので、あえて、バロック時代の調性論、情緒論、などの導入を中国語を書きながら、説明していきました。小さな子供たち、親御さん方も熱心にきいてくださり、こちらも胸が熱くなりました。レクチャー後も一時間延長して先生方生徒さんの質問に答えていきました。みんなもっともっと音楽のこと知りたいんだという気持ちがひしひしと伝わってきて、もっとずっとお話ししていたかったです。

 中国は、行くたびにますます好きになります。懐の深い国中国!食べ物もお茶も、人も、最高です!また絶対戻ります。必ず、またみなさんと音楽を通じて、つながれるよう、まずは自分を深めて準備していこうと気持ちを新たに八月のスタートです!

 

 

No Pain, No Gain

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 今日はなんだかだるくって、それでも練習し、歯医者さんもいき、案の定歯茎も調子悪く、涙です。

 お昼寝を久々にしたらすぐ快調!練習も二度いきました。モーツアルトとシューベルトの一楽章ずつが、やっと視界にクリアに見えてきました。まだまだですが、大きな砦を超えたような気がしています。

 上海では、レクチャーコンサートも一コマいただいたので、バッハのマタイやヨハネを例題に、アフェクテンレーレについて簡単に説明してみたいと思います。

 そこで気づいたのは、やっぱり作曲家の音楽を一音一音自分の身体で感じるということです。

 一音一音くみ取るから、そこにラインができる。息の流れとも言えますね。

 その時空を自分の体で生きること。

 それができると、楽しくなっちゃいます!

 文章なんかもそうですよね。

 その人の身体とか息遣いが見える文が好きです!

 シュシャオメイさんの本を読みながら、出発に備えたいと思います!

 タイトルは、今日読んだ石角完爾さんの本からいただきました!

 何かを得るには何かを犠牲にしないと得られない。

 今は身体が少し押されてますが、気力は充実しています。でも無理のないように休みつつやってまいります。

ディシプリン!

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 今日も過ごしやすい風が吹いております。日曜日いかがお過ごしですか?

 今日は朝から習慣のオイルマッサージをしてから、朝練へ。ここまで曲数を抱えたことはいまだかつでないと思います。不安もいっぱいですが、それでも進むしかない。なにかこのぺースでこなしていくことで学ぶことがあるだろうと思って、割り切って練習しております。20曲近くあって、10曲が先週終わったので、あと半分。。やれやれ。。

 朝食時のミヒャエルさんとの会話で、毎日少しずつでもいいから、物事を進めるように自分で規律をもってやっているんだよ、というお話しに感銘を受けました。毎日少しでもいいから前進すると、気分もいいし、実際にいろいろなことを一遍にできるようになるとおっしゃってました。時間は有限です。うまく使いたいけど、まずは自分の行動や考え方を変えていくしかないですね!

 上海へいくための準備として、まずは都知事選に行ってまいりました。結構人がいらしてて、びっくりでした。

 今日は稽古場に三回いって猛練習、ご褒美に窯焼きピッツア!ミヒャエルさんがもってきてくださったチェコの白ワインで乾杯です! 

 

一夜明けて

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 昨日のピアノクリニックから、早24時間経ちました。

 まず、皆様からの感想とか、ご意見のメールが昨日あまりにも多く、一個一個お返ししていたら、真夜中になりました。「連弾」って面白いです。面白くさせてくれる相手とやると、急に自分もうまくなります。安心感とか、一体感とかなにか信じてもらえている感は、ヒトを格段に成長させてくれるんですね!

 「連弾」は、いーっせーのーせで合わせようとするんじゃないんです。

 共通のビジョンをもって、そこのちょうど中心を目指していくような、そんな感じです。

 相手のミスも自分のミス。その逆もしかり。

 だって、音楽はひとつですから。

 四つの手、だけど頭はひとつ。

 ミヒャエルさんとの一体感は、音楽の中で広がっていく感じで、いつも楽しいです。楽しいイコール楽らくです。身体的にも精神的にもです。

 今日は、一日出先でした。

 東京を一周して、千疋屋パーラーでカレーの中にはいっているマンゴーの美味しさにびっくり。

 赤羽までお見送りして、人の多さにびっくり。そして初湘南新宿ラインにのって、野口体操へ。

 昨日今日の過密スケジュールで、肩甲骨が一枚板みたいになって、滑らかさがなくなっていたのが、ただ手を置いてもらうだけで、とっても回るようになって、そこからは楽になってきました。

 そしてなぜか、ミヒャエルさんと地元の盆踊り大会に参加。

 盆おどりで我を忘れて炭坑節を踊るのも、笑いが自然とこみあげて、いいことでした!

 ミヒャエルさんの踊りもなかなかでしたよ!

 無事に、松濤タカギクラヴィアでのピアノクリニック、連弾レクチャーコンサート、懇親会、とたて続けてに終わりました。

 やはり印象深かったのは、三人の若手バリバリ演奏家さんたちが、一時間のセッションのあと、より生き生きと、自分らしくピアノを弾いてくれたこと。この企画をつくって本当によかったな~と思う瞬間です。本当にありがとうございます!そして、北村さん大野さんのすっごい助言が、本当に音楽家を一瞬にして変えてしまう。それがまた、聴講の耳にも最終的には心地よく響くようになるんですね。音ってリアルで面白い。つまり、演奏家とピアノの身体が密接につながれるほど、空間とリスナーと音楽にも一体感のひろがりが出るんです。

 ピアノ連弾コンサートでは、少しだけですが、連弾をするときの身体はどうなっているのか、を説明させていただきました。ピアノという楽器の可能性をフルに生かす「連弾」という芸術ジャンルの楽しさを感じ取っていただければうれしいです!

 懇親会では皆様といろいろなお話しができて、リラックスしたひと時。高校生の受講者さんのいっていた、「自然に即した感覚」で、昔の作曲家は書いていた。いいですね~とっても鋭い感性です。そして、自分の一番身近にある自然はご自分の「身体」です!大自然から分けられた、「自分」をこれからも、大事に大事に見守って、温かく接してあげてください!

 大野さんの絶妙なトロリほぐしも随所にみられ、音楽家の身体を守るエンジェルと化していました!

 ご興味ある方、また次回の開催に参加されたい方、今から募集します!

 今日は本当にありがとうございました!

 今日も盛りだくさんの日でした。

 少しの時間での自分のルーティンに戻れると、身体にスイッチが入ります。

 13時から、空音舎さんで、明日のリハーサル。途中から建築家でチェリストの田中さんとCD製作に携わっていただく渋谷さんが聴いていてくださり、いろいろ面白いことがわかりました!とてもありがたいリハーサルでした!

 そのあと、東銀座に向かいまして、8月19日のコンサートの宣伝、大好きなダージリンのお店、そしてささっとタクシーにのり、新丸ビルへ。50名近くのフェイスブックでのお友達と濃い音楽時間を過ごし、そのあとは、八重洲口でラーメン!幸せでした!

 明日、ピアノクリニックは、松濤のタカギクラヴィアさんで、≪16時スタート≫です・どうぞ、お間違いのないよう、よろしくお願いいたします!

コンサートは同じ会場で、20時より。少しばかり「連弾をするピアニストの身体」について、語らせていただきます。

21時より、懇親会も同カフェで行います!

 楽しい一日でありますように!そして、皆様の笑顔とほっこりする時間が迎えられますように!

 

 

 今日は比較的落ち着いて息できました。

 練習が思うようにできると、ホッとします。

 すきまをみつけて、ピアノといることがとても大事です。

 

 さてさて、今週金曜日のオーガナイズも佳境に入っております。

 チラシがお手元にわたっているかたもいらっしゃるかもしれませんが、値段とスケジュールの変更をいたします。大変申し訳ありませんが、ご了承ください!

 16:00から、リスト「オーベルマンの谷」

 17:30よりベートーヴェン「ピアノソナタ変ホ長調 作品27-1」

 18:30よりベートーヴェン「ピアノソナタニ長調 作品10-3」になります。

 聴講されたい方のプライスを変更いたします。

 一コマ、2,000円、全聴講(3コマ)を5,000円にさせていただきます。当日の受付で対応いたしますのでよろしくお願い申し上げます!

 明日も冒険が始まります。

 空音舎さんでのイベントを立てましたが、定員に満たないため、ミヒャエルさんとの公開リハーサルを行います。13時より、15時までの予定です。

 その後もCD製作のお話しと、オフ会に参加するため、東京駅へ向かいます!

 今日は少し涼しいのでゆっくり寝られるかな?