昨日に引き続き、やっぱり朝からマタイ受難曲をきいていた。たぶんこの時期にオランダでずっと毎年のように聴いていたから、身体が欲するのでしょうね。そして昨日歌詞をちゃんとフォローしていなかった分、今日は全曲の歌詞をフォローして、自分なりに噛み砕いて理解しようとしていたら、一日終わっちゃったという感じです。でも全曲を通して聴くと、個々の美しさがさらに身にしみるし、いくつかの終止が長調で終わるのも、理論的にではなく、感覚的にわかるような感じがしました。
そうこうしているうちに、私がエナジーを吸い取ってしまった、コンサートで頂いたお花たちがシュンとなってきたので、1時間をかけて、あれやこれやとやってみました。
そして大切な方から大切な手紙をいただきました。わかりやすい私の、さらに裏の部分を見つけられてて、あちゃーと思う反面、そういう人が居てくれるという人生の偶然と必然が、頭のなかにめぐるあのテノールとオーボエのアリアIch will bei minem Jesu wachenのメロディーとあいまって、この曲に溢れる苦悩と甘美をさらに色濃くしてくれています。
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