昨日の初の試み、スクエアピアノ(1808年ジョン・ブロードウッド)ソロリサイタル、無事に終了いたしました。温かいお客様に囲まれて、いい雰囲気の中、おかげさまで弾くことができました。特にテンペストのときは、自分が久々に一体感に包まれて、奥のほうまで入り込むことができた感覚、そぎ落としていく中で研ぎ澄まされていくもの、そういうものを少し見つけられたような気がしました。コンサート続きで、体力が心配ですが、今日は久々に音楽を外側において時をエンジョイすることができました。明日から11月の古河公演に全力投球です!
コンサートをするということもとても大変なのですが、来てくださるお客様が、時間をとってきてくださったということに、いつもながら、感謝いたします。この現代社会の時間の流れ、特に日本の生活のせわしなさの中で、それぞれの人生があって、このコンサートを選んできてくださるということ、それがいかに大変なことなのか、そしてそこでクロスする、一期一会がどんなに貴重なものなのか、そういうことを、久々のお休みに考えると胸が熱くなります。
本当に支えてくださった皆様、ありがとうございます!これからも旅は続きます!